秩父のご当地グルメ!丼からはみ出す、巨大とんかつが乗った名物「わらじカツ丼」

旅人へひとこと

東京都心からおよそ90分。埼玉県秩父地方は、手軽に旅行気分が味わえるおすすめ観光地です。

自然風景や歴史文化、そして特色あるグルメ!溢れる秩父の魅力!

埼玉県秩父地方は、東京から車や電車で手軽にアクセスできます。都心からおよそ90分ほどという近さにも関わらず、独特の雰囲気が漂う、とても魅力的な町です。

秩父の町からは、秩父のシンボルとも言える武甲山が悠然とそびえ、長瀞へと流れる荒川上流の清らかさは格別!独特の岩畳は地質的にも貴重なものとされています。

この、山と川が織り成す自然の美しさもさることながら、趣深い歴史と文化も素晴らしいところです。周辺には、秩父の夜祭りで有名な秩父神社や、パワースポットとしても知られる宝登山神社、三峯神社など歴史あるスポットが多く点在しています。

そして欠かすことができないもうひとつの魅力が…そう!秩父グルメです!

秩父の人気グルメのひとつ『わらじカツ』を味わいに「安田屋秩父店」へ!

秩父地方は、独特のグルメが多いご当地グルメの宝庫としても知られています。

・秩父そば

・秩父ホルモン

・豚味噌丼

・ねぎらーめん

などなど!

そんな数々の秩父グルメの中で、今回筆者が訪れたのは…ドカンとしたビジュアルにも圧倒される「わらじカツ丼」で有名な『安田屋 秩父店』さんです!

『安田屋 秩父店』は、秩父のメインストリートである国道140号線沿い。店舗のすぐ隣には15台ほどとめられる駐車場があります。

最寄り駅は西武池袋線の西武秩父駅。駅からは徒歩12~3分ほどでたどり着きますので、アクセスは悪くありません。

この日の開店は11:30。余裕を持って11:00すぎにお店に到着しましたが…なんとこの時点ですでに行列ができている!

目測で数えたところ、およそ20人ほど。さすが人気店…恐るべし!

11:30の開店と共に、続々と入店します。

(お。1回転目で入れるかな!)と思った矢先、筆者のひとり前で満席になってしまいました。

うーむ残念!とはいっても、それからわずか20分ほどでひとり出てふたり出て…あっという間に案内されました。意外と回転早いようです。

店内はカウンター席と小上がり席が4台ほど。決して広くはありません。

これが「わらじカツ丼」!丼からはみ出るビジュアルも仰天!

実はここ『安田屋 秩父店』には、メニューが2種類しかありません!

・わらじカツ丼(2枚入り)1,200円

・わらじカツ丼(1枚入り)980円

※お味噌汁・お新香つき

なんと男らしい潔さ(笑)

2種類しか選択肢がないので、注文もスムーズです。店員さんも「1枚?2枚?」としか尋ねません。

せっかくですので、筆者もそのボリューム感を味わいたく「わらじカツ丼(2枚入り)」をオーダー。

そうこうしている間に、1回転目で入店したお客さんたちが食べ終わってはどんどんお店を出てきいきます。

オーダーしてから10分ほどで「わらじカツ丼」が運ばれて来ました。

おっふ!噂に違わぬボリューム感!

巨大なとんかつで丼の蓋が閉まっていません!

わらじカツ丼(2枚入り)の場合、かつがあまりにも大きいため、普通に食べ始めてもご飯までたどり着きません。

そこで…こう!1枚を蓋を皿にして移動させていただきます。周りをみると、みんなこうやって食べている(笑)

揚げたてのカツは、甘めのタレに漬け込まれていて、その旨味が凝縮!新潟のタレカツ丼に近い味わいですね。

特筆すべきはその肉質の柔らかさ!

本当にとんかつか?メンチカツじゃないよね?というくらい柔らかく、なんと箸で切れるほど。

この柔らかさを出すために、色々工夫なさっているのかもしれません。

肉自体の厚みはそれほどありませんので、女性やお子さまでも食べやすいかと思います。

1枚目のカツを食べ終えて、蓋に寄せておいた2枚目をご飯の上に。

タレの染みたご飯もまた美味しい!後半は少々同じ味になってしまうので、お新香を挟みながら完食しました。

うーん!おなかいっぱい!

女性はもちろん、少食な方は男性でも1枚入りで充分満足できますね、これ。

まあ…あの圧倒的なボリューム感は二枚入りだからこそ味わえる特別感ですけど(笑)

お会計をしてお店を出ると、さらに行列は延びていました。週末にお越しの際は早めの到着がおすすめです。

秩父は見どころいっぱい!魅力的な観光地!

秩父地方は、東京から最も近い旅情の町のひとつです。

西武線の特急に乗ってしまえば、池袋駅から西武秩父駅までおよそ75分ほどで到着してしまいます。これだけの近さにありながら、ここ秩父では「旅行気分」を満喫することができちゃうんです!

山に囲まれた風景、歴史ある神社、風雅な川下り、町のど真ん中を走り抜けるSL、独特の秩父グルメ、体の芯から温まる温泉…。

都心から日帰り圏内のため、なかなか宿泊して観光する方は多くありませんが、それだけでは非常にもったいない!

ぜひ一度、ゆっくりと宿泊して秩父の魅力を堪能してみてください!

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:https://traveler-cipher.hatenablog.com/

Twitter:https://twitter.com/nikolaevbonifa1

わらじかつ丼 安田屋 秩父店

〒368-0034 埼玉県秩父市日野田町1丁目6−9

*この記事は2022年11月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

ライター:旅人サイファ

© 株式会社ロコガイド