帰省で気になるガソリン価格、都道府県別一覧 12月28日経産省発表、地域によって1l当たり20円の開き

 経済産業省が2022年12月28日発表した26日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査と比べて20銭安い167円90銭だった。2週連続で値下がりした。石油元売り会社に支給する補助金で15円70銭の価格抑制効果があったという。29日以降の補助金は1リットル当たり14円80銭とする。

 軽油は1リットル当たり20銭安い148円ちょうど、ハイオクも20銭安い178円70銭。灯油は一般的なタンク1個分の18リットル当たり1円安い2千円だった。

 地域別のレギュラーガソリン価格は17道府県で値上がりし、25都県で値下がりした。5県は横ばいだった。最も安かったのは徳島の160円10銭、最も高かったのは長崎の180円80銭だった。

 通常は毎週公表しているが、年末年始を挟むため次回は約2週間後の2023年1月12日になる。調査を担う石油情報センターは、次回の価格が横ばいか小幅な値動きになると予想している。

都道府県別:ガソリンと軽油の価格

都道府県別:灯油価格

※いずれも消費税込みの現金価格

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