元日から楽しめます 横須賀のイチゴ狩り、「紅ほっぺ」や「やよいひめ」生育順調

 神奈川県横須賀市南部の津久井浜観光農園で来年1月1日から、恒例のイチゴ狩りが始まる。真っ赤に色づいた甘い実が来園者を心待ちにしている。5月5日まで。

 14軒の農家が集まった「いちご狩り組合」が手がける。約30棟の汗ばむようなハウス内では、果実が大きくて糖度の高い「紅ほっぺ」や酸味のある「やよいひめ」といった主力の品種が順調に育っている。

 昨季は新型コロナウイルスの影響も弱まり、その前のシーズンの倍近い約5万6千人が来園した。今季は観光バスの予約も好調で、志村達也組合長(42)は「コロナ前の水準(約8万5千人)に近づきたい」と期待を込める。

 感染予防策としてアルコール消毒液を設置。ハウス内の換気に努め、一方通行や入場制限を行う。

 ハウス内では30分間食べ放題。肥料や燃料などが軒並み上がっているため、入園料は昨年より200円値上げし、1月7日まで2200円。その後は次第に安くなる。

 問い合わせは、同園事務局電話046(849)4506、期間中は現地案内所電話046(849)5001。

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