神島が男子団体で優勝 近畿高校少林寺、女子も準V

男女とも近畿大会で好成績を収めた神島高校少林寺拳法部

 第40回近畿高校少林寺拳法大会が24、25日、奈良県宇陀市であり、和歌山県の神島が男子団体演武で優勝、女子団体演武で準優勝した。神島は単独演武と組演武でも男女の計4種目で優勝するなど好成績を収めた。上位入賞者は、来年3月に香川県善通寺市である全国選抜大会に出場する。

 近畿大会は男女別に団体演武と、組演武と単独演武の自由(3級以上)、規定(4級以下)の各部門があった。

 神島の男子は、自由単独演武で小嶋智希君(2年)が優勝し、規定単独演武で東田侑也君(1年)が優勝。自由組演武は下野大和・前地亮汰組(ともに2年)が3位に入賞した。

 神島の女子は、自由組演武で尾原玲菜・寒川未来組(ともに2年)が優勝、小田ありす・岡本優奈組(同)が準優勝。規定組演武で津田ひかる・古久保遥菜組(ともに1年)が優勝、興田美璃・谷口萌奈組(同)が準優勝した。

 同大会の団体演武に神島男子が出場したのは、優勝した2015年以来、7年ぶり。神島男子の前地主将は「7年ぶりに優勝できてうれしい。普段の練習よりもしっかり気合が入って神島らしい演武ができた」、神島女子の小田主将は「団体は僅差で2位だったので悔しいが、1年生の技術も上がり、2年生も活躍できた」と話し、ともに全国大会での活躍を誓った。

 神島男女の団体メンバーは次の皆さん。

 男子=前地亮汰、佐藤羽琉、小嶋智希、下野大和(以上、2年)、平野悠伸、眞砂大和、東田侑也、玉段椋大(以上、1年)

 女子=尾原玲菜、寒川未来、並木杏澄、小田ありす、岡本優奈(以上、2年)、津田ひかる、谷口萌奈、古久保遥菜(以上、1年)

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