栃木県は29日、新たに計2579人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は35万2359人となった。60代以上の男女計16人が21〜28日に死亡し、県内の死者は計757人となった。
新規感染者は0歳〜90歳以上。40代以下が全体の約7割を占め、最多の40代が433人、30代が403人、10代が397人、20代が307人などと続く。
クラスター(感染者集団)は9件発生。うち高齢者施設は8件で、宇都宮市内の2施設で20人と6人、佐野市内の2施設で14人と8人、那須烏山市で9人、足利市で16人、市貝町で14人、真岡市で6人、宇都宮市内の障害者施設で12人がそれぞれ感染した。
死者のうち入院中が6人、施設療養中が7人。ほか1人は施設療養中だったが容体が悪化し救急搬送後に死亡し、2人は搬送後に死亡と陽性が確認された。年代別では60代1人、70代2人、80歳以上13人。
入院者(予定含む)512人、宿泊療養者152人、重症者11人。