不要の中高制服譲って 宮崎市社協が登録呼びかけ

 宮崎市社会福祉協議会(厚地安会長)は、不要になった中学・高校の制服を必要とする生徒に譲渡するため仲介する「制服リユースマッチング事業」に取り組んでいる。「譲りたい」「譲り受けたい」双方の登録を呼びかけている。
 生活困窮世帯の支援を目的に、昨年に続き2度目の実施。対象は同市の市立中学と県立高の制服(上着、ズボン、スカート、ワイシャツ、ブラウスなど)で、希望者は同社協ホームページの専用フォームや電話、ファクス、メールで来年5月末までに申し込む。
 制服は同社協が預かり、学校や性別、サイズが合致すれば、日程を調整し希望者に引き渡す。双方の個人情報が伝わることはない。同社協は「一人でも多く希望する生徒に引き渡せるよう協力をお願いしたい」と話している。 同社協(電話)0985(52)5131、ファクス0985(52)5724。メールvoc7170@my-shakyo.jp

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