そうだったのか!英語「TAX FREE」と「DUTY FREE」の違い

毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークするテンナイン・コミュニケーション「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪

知ってた?英語「TAX FREE」と「DUTY FREE」の違い

今年の年末は海外旅行へ出かける人も多いのではないでしょうか。

海外旅行で人気なのが、空港や観光スポットの免税店。今回は、「TAX FREE」と「DUTY FREE」の違いをご紹介します。

TAX FREE SHOP:免税店

TAX FREE SHOP は、一般物品・消耗品の消費税が免除されるお店のことです。

市街にあることが多く、「市中免税店」ともいわれます。利用はその国の「非居住者」に限られるため、元からその国に住んでいる人は、原則として利用することができません。

消費税は、海外で value added tax(付加価値税)と呼ばれており、それぞれの国、また対象商品によって税率が異なります。北欧諸国など、国によっては20%以上のところもあり、免税店で買い物ができるとかなりお得です。

DUTY FREE SHOP:免税店

DUTY FREE SHOP は、輸入貨物に課される消費税・関税・酒税・たばこ税等が免除されるお店のことです。

主に国際空港の出国エリアにあります。出国エリアに入った人なら、日本に居住している人でも利用可能で、免税を受けることができます。

空港で出国審査を行ったあとは、「日本でも外国でもない」とされるため、税金がかかりません。

特にたばこやお酒などを買いたい場合は、 TAX FREE SHOP よりも DUTY FREE SHOP で購入した方がお得になります。

例)
I plan on buying some tobacco and alcohol from a duty free shop.(=私は免税店でたばことお酒を買う予定です)

ぜひ、TAX FREE と DUTY FREE の違いを理解して、お得なお買い物をしてくださいね!

(記事協力:テンナイン・コミュニケーション

☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

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