12月飲酒逮捕増、22日時点で71人 県警 前年同期比41人増 

 酒気帯び・酒酔い運転容疑による逮捕者が12月に入って急増している。12月1~22日時点での逮捕者は71人で、前年同期比で41人増となった。県警各署は未明から朝の取り締まりを強化し、事故防止を図る。交通企画課は飲食の機会が増える年末年始に飲酒運転をしないよう注意喚起している。

 県警によると7月の道交法違反(酒気帯び・酒酔い運転)容疑の逮捕者は23人、9月は27人だったが、11月は43人と急増。12月に入るとさらに増え、22日時点で71人となった。県警によると、アルコール度数5%のビール500ミリリットルや、度数7%の酎ハイ350ミリリットルが体内で分解されるまでに4時間かかる。

 交通企画課は「多量飲酒すると、翌朝までアルコールが残っている」と指摘した。 (友寄開)

© 株式会社琉球新報社