中国便、到着客に抗原検査 成田空港でも、水際対策を再強化

成田空港に到着した上海からの乗客ら=30日午後

 新型コロナの感染が急拡大している中国本土からの入国者全員に抗原検査をする臨時措置が始まり、直行便が到着した成田空港でも30日、乗客らの検査が実施された。中国限定の水際対策再強化。

 第2ターミナルでは30日午後、上海から到着した乗客119人が係員の指示に従い、抗原検査を受けるエリアに誘導された。検体を採取するスペースの前には長い列ができた。

 ワクチン3回の接種証明か出国前72時間以内の陰性証明の提示に加え、臨時措置では中国本土から直行便で到着した人や7日以内に中国渡航歴がある人全員を検査対象とした。直行便到着は成田や羽田、関西、中部の4空港に限定された。

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