第102回全国高校ラグビー大会第3日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合を行った。この日が初戦となる前回大会準優勝でBシードの国学院栃木(23大会連続28度目)は、茨城代表の茗渓学園(11大会連続28度目)と対戦、7トライで43-12と快勝し3回戦進出を果たした。
国学院栃木は前半9分、FB青柳潤之介(あおやぎじゅんのすけ)が敵陣深くまで攻め込むと、正確なパスでつなぎWTB島崎聖弥(しまさきせいや)がトライし先制。その後もフッカー尾池政人(おいけまさと)がチーム最多の4トライを決めるなど、主導権を握った。
守備では前半と後半に1トライずつを許したが、素早いタックルで相手の前進を阻み、攻撃の芽を摘んだ。
国学院栃木の次戦は1日午前11時55分から、前回大会決勝で敗れた大阪第3代表の東海大大阪仰星(4大会連続22度目)と8強入りを懸けて戦う。