韓国の男性7人組アイドルグループ「n.SSign（エヌサイン）」のリーダーを務める沖縄県出身のカズタさんが31日に25歳の誕生日を迎え、これを祝う写真や映像がバス、モノレール車内、街頭ビジョンなど県内各所で掲載、放映されている。
誕生日に向けたファン有志による記念の企画で国内では沖縄のみの実施。韓国では応援の一環としてファンが資金を集め、アイドルの広告を出すことが多くあり、日本でも近年広まりつつある。
クラウドファンディングで世界中のファンに支援を呼びかけ、韓国と日本の集約分でそれぞれ約200万円の支援金が集まった。広告費に充てられ、誕生日の31日に向け韓国と沖縄で12月後半から企画が順次始まった。
大型街頭ビジョンが設置された那覇市の久茂地交差点では30日、映像の記念写真を撮る人たちの姿が見られた。那覇市在住の女性は「SNS（交流サイト）で情報を知り、見に来た。同じ県出身として応援したい」と話した。
国内での企画を立ち上げた主催者によると、県外からも多くのファンが広告を見るために沖縄を訪れているという。「コロナの影響で海外旅行ができない、コンサートに行けないという人も、企画に参加することで応援の気持ちを形にできた」と話した。
（普天間伊織）
（1月1日付新年号の芸能特集でカズタさんの記事を掲載します）
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