福井県は2024年春の北陸新幹線敦賀延伸を見据え、福井の方言を使った無料通信アプリLINE(ライン)用のスタンプを販売している。地元の方言に愛着を持ってもらい、県外に福井をPRするきっかけにもしたい考え。
方言で福井を盛り上げる「福井の方言愛着ましましプロジェクト」の一環。福井市出身の俳優津田寛治さんがプロジェクトリーダーの「おもてなし担当知事」を務めている。
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県内在住者や福井ゆかりの人たちからスタンプのデザインやアイデアを公募し、今年8月から3回に分けて販売。恐竜などをデザインしたキャラクターが「おもっしぇ」「だんねーざ」と話している。
12月から販売を始めた第3弾では、「電話しとっけ」「行こっさ!」など8種類の方言を用意。県内の伝統工芸や特産品、水仙などをモチーフにしたイラストを添えている。
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1セット120円。ラインストアで「福井の方言愛着ましましプロジェクト」と検索するか、県のホームページから購入できる。