戦後から平成まで半世紀にわたって横浜港で荷役作業に従事する人々の姿を追いかけた写真展「港で働く男たち」が、横浜市中区の大さん橋国際客船ターミナル2階出入国ロビーで開かれている。大さん橋のリニューアルオープン20周年を記念したイベントで、横浜港振興協会の主催。
1950年代から2000年までの作業風景を写した計24枚をパネルにし、解説文を盛り込んで紹介。1953年ごろ、象の鼻に隣接した西波止場から沖に停泊する貨物船まで朝から大勢の人々がボートに乗って出発する姿や、72年に輸出自動車2台をつり上げて船に積み込む様子など、さまざまな時代の写真を通じて港・横浜の歴史を知ることができる。