デッドプールとウルヴァリンは犬猿の仲 ヒュー・ジャックマンが明かす

俳優のヒュー・ジャックマン(54)が、デッドプールとウルヴァリンは犬猿の仲だと公言している。ライアン・レイノルズが主演する2024年公開のマーベル映画『デッドプール3』で、「X-MEN」のシリーズのウルヴァリン役を再演するヒューは、この2人のキャラクターが険悪な関係になると明かしている。

『ジ・エンパイア・フィルム・ポッドキャスト』に出演した際、ヒューはこう語った。

「10が本当に仲が良い、ゼロが現実だとすると、僕たちはゼロで、正反対でお互いに嫌い合っている。あくまで私の立場からの話だけどね。ローガン(ウルヴァリン)は彼(デッドプール)にイライラしていて、彼から100万マイル離れたところにいたいし、頭を殴ってやりたいと思っているほどなんだ。残念ながら、この映画では彼から100万マイルも離れることはできない。だから、僕は彼の頭をたくさん殴ることになるだろうね」

2017年公開の『LOGAN/ローガン』でウルヴァリンは命を落としているものの、2029年を舞台にした同作での出来事に今回のウルヴァリンの復帰が影響を与えることはないと、ヒューは以前こう説明していた。

「マーベルの世界にある、時間を移動させるという装置のおかげなんだ。今、私たちは過去に戻ることができる。これは科学なんだ。だから『ローガン』の時間軸を狂わせる必要はないんだ。私にとってそして、おそらくファンにとっても 重要なことだと思う」

一方で『フリーガイ』や『アダム アダム』でライアンとタッグを組んできたショーン・レヴィ監督は、本作には「ハードコアな」暴力描写があるとして、以前こう語っていた。

「我々は今、毎日『デッドプール』を書いては書き直し、準備中だ。大胆でハードコアなバイオレンス満載で、まさに『デッドプール』らしい映画だよ」また同監督は、2023年5月に撮影開始が見込まれている同作について、「まだ撮影現場にも行っていないのに、とても楽しい。『デッドプール』の映画作りは、私の人生の中で最も楽しいクリエイティブな経験のひとつだ」と続けていた。

『デッドプール3』は2024年11月、全米公開予定。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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