綾瀬はるか、南蛮の楽器を抱えて思いをはせる姿 「レジェンド&バタフライ」で濃姫役

2023年1月27日より劇場公開される、木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが濃姫を演じる東映70周年記念映画「レジェンド&バタフライ」から、綾瀬はるか演じる濃姫を捉えた場面写真が公開された。

場面写真では、信長の正室として強い覚悟と信念を持った濃姫が家臣の前を堂々と歩く姿と、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器リュートを抱えながら思いをはせる様子が捉えられ、対照的な表情を見せている。

濃姫を演じた綾瀬はるかは、信長を演じた木村拓哉とは約12年ぶりの共演となった。乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着けるところから役の準備を始めた彼女は、優雅で気高く、そして奔放で力強い濃姫を体現。綾瀬は自らが演じた濃姫と信長について、「二人は政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」と語っている。

監督の大友啓史は濃姫について、「歴史上の記録が少ない。少ないという事は、フィクションとして作品を広げてくれる役でもある」と、文献の少なさに勝機を見いだしたという。そして古沢良太が脚本に描いたのは、戦国の世でイメージするような男性の脇に控えているだけでない、自由意志をもち、現代の女性が持つ強さに通ずるような自立した女性・濃姫だった。この濃姫の存在によって、「戦国という時代に、男女を超えたパートナーシップを築いた。愛が生まれる物語であり、愛が成熟していく物語」になったと大友監督は語っている。

「レジェンド&バタフライ」は、尾張の織田信長と、信長の元に嫁いだ美濃の濃姫を描いた作品。木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるかが濃姫を演じ、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤 工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らが顔をそろえる。脚本を古沢良太、監督を大友啓史が務める。

【作品情報】
レジェンド&バタフライ
2023年1月27日(金) 全国公開
配給:東映
©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

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