都心から290キロ 豊かな自然広がる「八丈島」の正月は?

独自の文化が色濃く残る八丈島から中継です。八丈島は都心から南におよそ290キロにあります。年中春といわれるため、常春の島と呼ばれています。お正月ということで、島の伝統工芸品「黄八丈」を着て2023年の八丈島のおすすめポイントをお伝えします。

18時過ぎの八丈島は暗闇の中、静寂が広がっています。特別なカメラで撮影されたものですが、島では晴れれば季節を問わず、肉眼でもきれいに天の川が見られます。自然が満点の八丈島はお正月でもダイビングができます。アオウミガメや運がいいとザトウクジラを見ることも可能だということです。

お正月と言えば初日の出です。2023年、八丈島の初日の出は残念ながら雲に阻まれて水平線から上がる太陽を見ることはできませんでした。ただ、雲の上から朝日がのぞくと辺りは幻想的な雰囲気に包まれました。

場所を変え、八丈ビューホテルのロビーから八丈グルメもご紹介します。八丈グルメで有名なのは「あしたば」や「くさや」ですが、今回ご紹介するのは新たな八丈グルメで6年前から島で栽培が始まった「海風しいたけ」です。「うみかぜ椎茸」を栽培し、食堂で提供している大沢さんからご紹介いただきます。

この「うみかぜ椎茸」の特徴は、
・軸が太くてふわふわであること
・香りや味に癖がないこと
大沢さんのお店で一番人気のうみかぜ椎茸の肉詰めフライは、とても美味しいものでした。

最後は、島に伝わる伝統芸能をご紹介します。正月など祝い事の際に演奏される八丈太鼓です。中でもきょうは世界各地で演奏活動を行う6人会の菊池さんと阿久津さんに演奏していただきます。八丈太鼓の特徴は下打ちが一定のリズムを刻み、上打ちがその日の気分や体調で即興で打ち方を変えるということです。世界から評価される八丈太鼓の演奏を本動画よりご堪能ください。

独自の魅力がたっぷり詰まった八丈島、ぜひ2023年は訪れてみてはいかがでしょうか。

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