BRP、スーパー耐久ST-Zクラスに新型ポルシェ718ケイマンGT4 RSを投入。チャンピオン獲得を目指す

 1月3日、バースレーシングプロジェクト(BRP)は2023年のスーパー耐久シリーズの参戦体制を発表した。新たにポルシェ718ケイマンGT4 RSを投入。ST-Zクラスの全7戦にフル参戦することになった。

 プライベーターとしてスーパー耐久をはじめさまざまなシリーズに積極的に参戦しているBRPは、2022年はポルシェ718ケイマンGT4・クラブスポーツMRを投入しST-Zクラスを戦っていたが、2023年も継続して参戦するも、新たに車両を新型車両の718ケイマンGT4 RSにスイッチ。ポルシェジャパン、ドイツのマンタイ・レーシングのサポートを受け戦うことになった。

 718ケイマンGT4 RSは排気量アップなどパフォーマンスが大きく上がっている車両で、2022年はPorsche Team EBI WAIMARAMAが投入し速さをみせている。参戦体制は昨年の体制をブラッシュアップし、シリーズチャンピオン獲得に向けて万全の体制で挑むことになる。

 ドライバーはAドライバーに鈴木建自、Bドライバーに末廣武士、Cドライバーに福田幸平、Dドライバーに谷川達也を起用。さらにEドライバーとして、TCRジャパンではライバルとして速さをみせてきた女性ドライバーの猪爪杏奈を起用する。

「昨年はクラス4位という残念ながら不本意な結果となりましたが、2023年は戦闘力の高い新型車両を投入して再びシリーズチャンピオン獲得を目指す体制を構築しました。ドライバーラインナップはベテランから若手まで個性豊かなメンバーを起用して、全7戦の耐久レースを1年間戦って参ります」とBRPの奥村浩一代表。

「チーム力が試される耐久レースにおいて、BRPのチーム力をさらに向上させてレースに挑んで参りますので、皆様、引き続きのご支援、ご声援を何卒よろしくお願い致します」

バースレーシングプロジェクト2023年スーパー耐久参戦体制
クラス:ST-Z
エントラント:Birth Racing Project【BRP】
マシン:ポルシェ718ケイマンGT4 RS
ドライバー:鈴木建自/末廣武士/福田幸平/谷川達也/猪爪杏奈/TBN

BRPが投入する新型ポルシェ718ケイマンGT4 RSのカラーリング
BRPが投入する新型ポルシェ718ケイマンGT4 RSのカラーリング
BRPがスーパー耐久シリーズに投入する新型ポルシェ718ケイマンGT4 RS
BRPがスーパー耐久シリーズに投入する新型ポルシェ718ケイマンGT4 RS

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