中国の卓越科学技術論文、21年は48万本以上

中国の卓越科学技術論文、21年は48万本以上

中国農業大学動物科学技術学院の研究者ら。(2022年8月6日撮影、ウルムチ=新華社記者/丁磊)

 【新華社北京1月3日】中国科学技術情報研究所が12月29日に発表した「2022年中国卓越科学技術論文報告」によると、2021年の中国卓越科学技術論文は前年比1万6700本増の48万500本となり、うち国際論文が21万1300本、国内論文が26万9200本だった。

 中国卓越科学技術論文は中国の科学研究者が国内外で発表した論文から構成される。国際部分は被引用数が平均値を上回った論文、国内部分は直近5年に主要科学技術誌に掲載され、かつ「累計被引用時系列指標」が該当分野の期待値を上回った論文から選ぶ。

 同研究所の趙志耘(ちょう・しうん)所長は発表会で、中国卓越科学技術論文の産出は全体的に増え続けており、国内の重要な科学技術誌に掲載された論文がより多く入選したと語った。

 分野別では、医学分野の卓越科学技術論文が比較的に多かった。臨床医学、化学、環境科学、電子・通信・自動制御、コンピューティング技術、生物学、農学、地学の8分野はいずれも2万本を上回った。

 地域別では、31省・自治区・直轄市とも発表実績を有する。北京市は7万8千本以上で最も多く、江蘇省、上海市、広東省、湖北省、陝西省、山東省、浙江省、四川省も2万本を超えた。

 中国科学技術情報研究所は16年から「中国卓越科学技術論文報告」を作成、発表している。中国の科学技術の発展傾向やレベルを全体的に把握するとともに、科学技術の管理部門と研究者が論文の質や影響力をより重視するよう導くことを目指している。

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