神奈川・寒川神社で「迎春ねぶた」がライトアップ、平和やコロナ収束願い

寒川神社神門でライトアップされた迎春ねぶた

 八方よけの守護神として信仰を集める寒川神社(神奈川県寒川町宮山)の神門で「迎春ねぶた」がライトアップされている。

 23回目を迎えた今年は、国民の未来を表現し、不安定な世界情勢への平和祈念と新型コロナ禍の収束を願い制作。国家安泰と五穀豊穣(ほうじょう)の神や安産と子授けの神を配置した。

 横幅9メートル、高さ2.7メートル、奥行き1.7メートル。同神社がデザインを考え、青森ねぶた師が制作した。昨年12月20日にねぶたの取り付け作業が終了し、お囃(はやし)子が奉納された。2月23日まで、日没から午後10時まで点灯する。

© 株式会社神奈川新聞社