夢へ 「島を思い出し頑張る」ひと足早く20歳のお祝い 沖縄・伊是名

 【伊是名】伊是名村の産業支援センターで1日、一足早く「二十歳の祝い」が開かれた。恒例の「成人式」が成人年齢の引き下げに伴い、今回から名称を変えて行われた。伊是名中学校70期卒業生の19人中、16人が参加した。保護者や奥間守村長、照屋巧教育長らに見守られ、互いに二十歳を祝い合った。奥間村長は「自分を信じて、夢に向かって羽ばたいてほしい」と笑顔で話した。

 男子代表で宮城鈴音さんは「私たちのために式典を行ってくれてありがとうございます。これから悔しいことや嫌なことがあっても、伊是名島を思い出して頑張りたい」と述べた。

 女子代表の島凛花さんは「みんなそれぞれ違う道だけど、一歩一歩、人とのかかわりを持って将来の夢に進みたい」と力強く話した。

(比嘉陽子通信員、写真も)

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