
今年最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。日銀が大規模な金融緩和策のさらなる修正に踏み切るとの思惑から、円高ドル安が進み企業業績に悪影響を及ぼすとの警戒感が広がった。一時400円超下げ、大発会の取引時間中としては2020年以来3年ぶりの下げ幅となった。
午前終値は前年末終値比369円84銭安の2万5724円66銭。東証株価指数(TOPIX)は19.28ポイント安の1872.43。
円高ドル安が一段と進めば企業の採算悪化につながると懸念され、幅広い銘柄が売られた。3日の米国株式市場の下落も重しとなった。
