大きな決断で俳優業に邁進する賀集利樹

俳優の賀集利樹が1日、インスタグラムで、昨年をもって所属事務所「プラチナムプロダクション」を退所したことを明かした。

賀集は、《新年のご挨拶に便乗致しまして》の書き出しで、《私、賀集利樹は2022年12月31日をもちましてプラチナムプロダクションを離れることとなりました事をご報告致します》と発表した。

同事務所に対しては、《こんな自分を迎え入れてくれた事務所の皆さまには心からお礼申し上げます》と感謝の思いをつづり、《これからも変わらず役者としてより良い作品を作っていきたい次第です。引き続き応援のほどをよろしくお願い致します》とファンに呼びかけた。

兵庫県生まれの賀集は、1999年からモデルとして活動を開始。ファッション誌「Fine」(日之出出版)などの専属モデルをやっていたが俳優業にも興味を持つように。

2001年にテレビ朝日系列で放送された平成仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーアギト」のオーディションに参加。主役の津上翔一/仮面ライダーアギト役を勝ち取って俳優デビューし、一気に知名度をあげた。

2002年から2003年までテレビ朝日系列で放送された、亡くなった藤田まことさん主演の「はぐれ刑事純情派」にレギュラー出演したのち、TBS系「年下の男」、「ドールハウス」、日本テレビ系「瑠璃の島」などの連続ドラマに出演。2005年にはNHK大河ドラマ「義経」に平維盛役で出演した。

俳優業をこなしながら、2009年4月には、社会人入試枠で合格した国学院大学神道文化学部神道文化学科に入学。2014年3月23日に卒業した。

2020年1月、同じ事務所に属している酒井貴浩と出会い、2021年2月に演劇ユニット「かしこみかしこみ」を結成した。

「19年4月に7歳年下の女性と結婚。独り身ではないだけに、大手事務所を退所するにはよほどの覚悟があったはず。このところ、仕事に恵まれているとは言い難い状況だったので、退所で新たな方向に進むのでは」(芸能記者)

新天地での活躍に期待したい。

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