歴代シーズン最多安打は2015年、秋山翔吾の216本。昨シーズンのセ・パ最多安打記録者は?

どれだけヒットを打ち、チームに貢献したか。どれだけミートがうまい選手なのか。それは「最多安打」の記録を見れば分かる。近年、変化球が多様化し、ピッチャーの球速が上がっている。そんな中、どのような選手たちがシーズンを通じて多くのヒットを積み重ねてきたのか。少し振り返ってみよう。

最多安打記録は2015年の秋山

現在のシーズン最多安打記録は、2015年に当時・西武ライオンズに所属していた秋山翔吾(現・広島)がマークした216安打が最多だ。それまでは2010年に阪神のマートンが613打数で記録した214安打が最多安打記録だったが、秋山はそれを602打数で塗り替えた。

3位以下にはレジェンドの名前も

シーズン最多安打記録を振り返っていくと、3位には1994年のイチロー(当時オリックス、210安打)、4位には現在も現役で活躍しているヤクルトの青木宣親(2010年、209安打)がランクイン。なお、青木は2005年にも202安打を記録して7位にランクインしている。

また、5位には206安打でロッテ(当時)の西岡剛(現・九州アジアリーグ福岡北九州フェニックス選手兼監督)がランクイン。

2022年シーズンはセリーグでは横浜DeNAの佐野恵太、中日の岡林勇希、パリーグでは楽天の島内宏明が161安打で並び、最多安打に輝いた。これからのシーズンで、最多安打記録の新記録をマークする選手は現れるのだろうか。

© 株式会社日本文芸社