スペースX、2023年初の打ち上げを実施。ソニーグループの超小型衛星など114機を軌道へ投入

【▲ 地上へ帰還した「ファルコン9」ロケットの第1段機体(Credit: SpaceX Twitter)】

スペースXは日本時間2023年1月3日に、同社の「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。1月4日11時の時点では、ソニーグループの超小型人工衛星「EYE」など、合計114機搭載されていた衛星の一部(全部で82回行われる衛星分離のうち78回)が無事に分離されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ファルコン9(Transporter 6)

ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2023年1月3日23時55分【成功】
発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:小型衛星など合計114機

Transporter 6は、合計114機の人工衛星の太陽同期軌道(SSO)投入を目的とした小型衛星用ライドシェアミッションです。ソニーグループとJAXA(宇宙航空研究開発機構)が推進する「STAR SPHERE」プロジェクトの超小型人工衛星「EYE(アイ)」も搭載され、軌道投入に成功しています。

■打ち上げ関連画像・映像

■打ち上げ関連リンク

Source

  • Image Credit: SpaceX
  • SpaceX \- TRANSPORTER-6 MISSION
  • STAR SPHERE \- 2022年度打上げを目指す超小型人工衛星

文/sorae編集部 速報班

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