春高バレー2023男子、福井工大福井の戦略と選手一覧 ダブルエース軸に高い攻撃力

粘り強いバレーで勝利を目指す男子福井工大福井

 バレーボールの全日本高校選手権(春の高校バレー)は1月4日、東京体育館で開幕し、福井県勢の男子は福井工大福井が出場する。5年連続46度目。今大会のチームの戦力、メンバーを紹介する。

 全国レベルの相手にも粘り強いバレーで接戦に持ち込めるのが持ち味。主将の泉田丈琉と堤凰惺のダブルエースを軸とした高い攻撃力で上位を狙う。

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 泉田は相手ブロックを置き去りにするスピードを持ち、堤は力強いスパイクを放つ。前衛、後衛のどちらからでも得点を狙うことができるのが強みだ。連戦を勝ち上がっていくために、両エースだけに頼らず「全ての選手がどこからでも攻めることができる」(西田監督)バレーにも力を入れる。ミドルブロッカーの栗生澤や谷口らの速攻で相手に的を絞らせない。県大会は押し切って勝つ展開が多かっただけに、劣勢の展開となったときにどこまで粘りきれるかが重要となる。

 初戦は1月5日の2回戦で川内商工(鹿児島)と対戦する。相手は1勝を挙げ勢いに乗った状態だけに、立ち上がりに気を付けたい。

福井工大福井・男子のメンバー一覧

監督    西田靖宏 コーチ   高橋博美 マネジャー 村中虎太郎 (1)泉田丈琉  3 182 至民 (2)栗生澤駿史 3 192 大塚 (3)谷口暖宗  3 185 南越 (4)堤凰惺   2 187 鯖江 (5)山本快   1 183 上庄 (6)丸山京祐  3 173 至民 (7)木部健斗  3 170 三国 (8)保出晃太郎 3 173 三国 (9)長谷川翔大 2 182 鯖江 (10)森本泰地  1 184 勝山中部 (11)伊藤柊   2 172 丸岡 (12)丸山英祐  2 175 至民 (13)吉田楓   2 177 鯖江 (14)吉村乙輝  3 180 鯖江 (15)松浦凌   3 190 春江 (16)野﨑大輝  2 179 春江 (17)脇本琉成  1 182 至民 (18)落盛友悟  1 174 美山 ※選手は左から背番号、名前、学年、身長、出身中の順。

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