神奈川県内の新型コロナウイルス感染症の累計感染者数が4日、県の集計で200万人を超えた。厚生労働省などによると、200万人を超えたのは東京都、大阪府に次いで3都府県目。県内の死亡者数は同日現在で3605人となった。全国初の感染判明となった2020年1月16日の県内1例目公表から間もなく3年を迎えるが、収束は依然として見通せない状況だ。
県内1例目は中国湖北省武漢市に滞在歴のある男性だった。その後、累計感染者数は20年11月に1万人を超え、21年8月に10万人、22年7月に100万人に達した。100万人に達するまで約2年半かかったのに対し、100万人から200万人までは5カ月余りで到達した。
