１９７７～７８年に放送されたロボットアニメ「超電磁マシーンボルテスＶ（ファイブ）」が、フィリピン最大規模の地上波テレビ局・ＧＭＡネットワークで「ＶＯＬＴＥＳ Ｖ ＬＥＧＡＣＹ（原題）」として実写リメイク版テレビシリーズとして２０２３年に放送される。日本での放映は未定。
「ボルテスＶ」は、フィリピンでも絶大な人気を誇った。実写リメイク版では、フィリピンのマーク・Ａ・レイエス監督が手がける。同局のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルではトレーラー版が公開され、３日間で１３０万再生を記録している。
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のプロデューサーを務める東映の白倉伸一郎氏がコメントを発表。「『ボルテスＶ』の流れは、後番組『闘将ダイモス』を経て、『バトルフィーバーＪ』から実写シリーズにクラスチェンジしました。今でいうスーパー戦隊シリーズです」と説明。「時代は変わっても、その基本構図―圧倒的な侵略者を前に、選ばれし５人の若者たちが、５体合体ロボを駆使して立ち向かう―変わりません。『ボルテスＶ』のＤＮＡは、日本を代表する特撮ヒーローシリーズとして脈々と受け継がれ、世界中の子供たちを魅了しつづけています」とした。
続けて「とはいえ。世代を経るごとに洗練された反面、何か大切なものが抜けおちていったかも知れません。そのことを教えてくれたのが『ＶＯＬＴＥＳ Ｖ ＬＥＧＡＣＹ』。デカくて重くてとにかく強く、立ち姿だけでションベンちびる巨大ロボ。«男の子»の魂を持つ者なら、今もだれもが憧れてやまない、灼熱のスーパーロボット魂がここにある！」と期待をふくらませた。
（よろず～ニュース編集部）
