はさみ向けて駅員脅迫 自称会社員逮捕 自転車に乗ったままの男児連れ乗車、注意されて立腹

緑警察署

 連れていた男児が幼児用自転車に乗ったまま電車で移動したことを注意されて腹を立て、駅員を脅迫したとして、神奈川県警緑署は4日、暴力行為等処罰法違反の疑いで、東京都町田市南つくし野、自称会社員の男(39)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前10時5分ごろ、東急田園都市線長津田駅のホーム上で、男性駅員(42)にはさみを向け脅迫した、としている。男は「駅員に殴られそうになって、はさみを出した」と供述し、容疑を一部否認しているという。

 署によると、男が連れていた男児が自転車にまたがった状態で電車に乗り込んだ。駅員に注意されたが振り切ってそのまま電車で移動し、降車した長津田駅で再び駅員に注意されて口論となり、はさみを持ち出して脅迫したという。 

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