第75回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)は4日、東京体育館で開幕。6年ぶりに春高舞台に戻ってきた男子の上越総合技術は1回戦で昌平(埼玉)と対戦、セットカウント1―2(27―29、25―23、23―25)で惜しくも敗れた。
第1セット立ち上がりは硬さも見られたが、武器であるジャンプサーブが威力を発揮し始めると、自慢の攻撃力を存分に見せた。第3セットも追い掛ける展開から巻き返し、6年ぶりの勝利まであと一歩だった。
同校就任5年目で春高で初めて指揮を執った松木知寿監督(48)は「あそこまでいったら勝ちたかった。3年生は苦しい思いをしてきたと思うが、よく頑張った。来年ぜひリベンジしたい」と、悔しさを見せつつも選手たちをねぎらった。