「高病原性鳥インフルエンザ陽性」確認 衰弱した野生オオタカの遺伝子検査で判明 静岡県内3例目=浜松市

2022年12月に浜松市で見つかった衰弱したオオタカについて、静岡県は高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されたと1月4日に発表しました。静岡県内で感染が判明したのは3例目です。

静岡県によりますと、12月28日に浜松市東区の住宅の敷地内で衰弱したオオタカ1羽が見つかり、国が遺伝子検査をした結果、1月4日、高病原性鳥インフルエンザウイルスの陽性と判定されました。

高病原性鳥インフルエンザが県内で確認されたのは3例目で、浜松市東区ではこれで2例目の確認です。近くに養鶏場が4か所ありますが、いずれも異常は確認されていないということです。

県はオオタカが発見された場所から半径10kmを野鳥監視重点区域に指定し、1月25日まで川沿いを中心にパトロールを行うということです。

また、死んだ野鳥を見つけた際にはむやみに触らず、近くの農林事務所や自治体の担当課に連絡してほしいと呼びかけています。

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