少年事件記録の廃棄問題とは

 1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件など、重大少年事件の記録が全国各地の家庭裁判所で廃棄されていたことが昨年10月に判明。最高裁は記録保存について検証する有識者委員会を設け、長崎、佐世保両市の事件を含む全国36家裁・支部の少年事件52件について廃棄された経緯や原因などを個別調査する方針を11月に決めた。今年4月をめどに報告書を作成して結果を公表するとしている。


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