役所広司&吉沢亮、仲むつまじく陶芸練習 見つめ合いリラックスした笑顔も 「ファミリア」メイキング写真

1月6日より劇場公開される、役所広司主演、吉沢亮共演の映画「ファミリア」から、初共演となる役所広司と吉沢亮のメイキング写真が公開された。

公開された場面写真では、陶芸家のポール・ロリマー氏の指導のもと、役所と吉沢がろくろを回す姿や、在日ブラジル人たちとのバーベキューパーティーを楽しむシーンの撮影現場で、役所と吉沢がリラックスした笑顔で見つめ合う様子が切り取られている。

吉沢との父子役での初共演について役所は、「お母さんも早くにいなくなって、二人は心の絆が非常に強い親子なんですけど、誠治は彼の生い立ちのせいか親として自信がない父親なので、ちゃんと目を見て話せないようなキャラクターでした。ですからもっと顔を見ながらお芝居をするシーンがあれば良かったなあと思いながら、クランクアップの日、吉沢君をお見送りしました」と振り返っている。

吉沢は、役所との初共演について「役所さんと一緒にお芝居できたのはすごく嬉しく光栄なことでした。いつかはご一緒してみたいと思っていましたが、こうして親子役でがっつり絡ませて頂けるとは」話し、「ろくろを回すのも凄く上手なんですよ。実は僕、二人で作っているシーンでは力を一切入れてなくて、役所さんの力加減だけであんな綺麗な形になったんです。陶芸もこなしてしまうなんて本当に凄いなと思いました。普段映画で見ている役所さんを生で感じることができ、とても幸せな時間でした」と、陶芸シーンの裏側を明かしている。

「ファミリア」は、山里に暮らす陶器職人の父・誠治と海外で活躍する息子・学、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に、国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを越えた強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。「八日目の蟬」「ソロモンの偽証」「いのちの停車場」などの成島出が監督を務める。誠治役の役所広司と学役の吉沢亮が初共演を果たした。在日ブラジル人青年・マルコスを、オーディションで選ばれた在日ブラジル人のサガエルカスが演じている。

【作品情報】
ファミリア
2023年1月6日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
配給:キノフィルムズ
©2022「ファミリア」製作委員会

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