【新日本】成田がザックを追い込むも一歩届かず!ザックがTV王座獲得しTMDK入り<1.4東京ドーム>

新日本プロレスは1月4日に東京ドームにて『アントニオ猪木追悼大会 WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム ~闘魂よ、永遠に~』を開催した。

『アントニオ猪木追悼大会 WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム ~闘魂よ、永遠に~』
日時:2023年1月4日(水) 14:45開場 17:00開始
会場:東京・東京ドーム
観衆:26,085人

第4試合では『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』決勝戦が行われ、ザック・セイバーJr. が腕ひしぎ十字固めで成田蓮を撃破しNJPW WORLD認定TV王者となった。

世代交代を叫ぶ成田がTV王座獲得目指してザックに襲い掛かる。

しかしザックは一瞬の腕ひしぎ十字固めで成田からギブアップを奪い、ついに新日本プロレスでのシングル王座初戴冠となった。

<試合結果>

▼第4試合 15分1本勝負
『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』決勝戦
成田 蓮 ×
vs
ザック・セイバーJr. 〇
10分32秒 腕ひしぎ十字固め

※ザックがNJPW WORLD認定TV王者となる

試合後、TMDKのマイキー・ニコルスとシェイン・ヘイストが登場しザックにTシャツを手渡す。

するとザックがTシャツを着用し、TMDK入りが決定した。

3人はプロレスリング・ノア時代から日本でのキャリアを積んで来た間柄であり、マイキーとシェインはザックの勝利を称えた。

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<写真提供:新日本プロレス>

■試合後バックステージコメント

※ザックはTMDKの2人と談笑しながらインタビュースペースにやってくる。

シェイン「言いたいことはたくさんあるよ。ザックが俺たちを日本に連れてきてくれてから、10年以上かかった。ザックは新日本に来て鈴木軍に入って、その鈴木軍は解散したが、もしかしたら俺たちはその時をずっと待っていたのかもしれない。ザックが俺たちTMDKとやっていけるようになれば、本当にうれしい」

ザック「(※日本語で)ヒサシブリダネ! いい気分だけど、何をしたらいいのか分からないよ。まず乾杯しよう。(※3人で乾杯)新日本プロレスに来て6年、初めてシングルのベルトを獲得することができた。6年間、鈴木軍の一員としてやってきて、そしてその時が終わり、これからはTMDKとしてやっていくのかもしれないな。でもオマエら、ギリギリまで俺にTシャツをくれなかったよね? だけどマイキーたちが新日本に来て、これから変化の時がやってくるのかもしれない。彼らは最強のタッグチームだ。だけど、まだ実力をみせるところまでは行っていない。これからベルトを獲得することにもなるだろう。俺みたいにいい筋肉がついてるしね」

※3人で「筋肉はあるよ」「俺は脳みそだってあるぜ」などと口々に言い合う。

ザック「ごめん、集中できないよ。笑いが止まらなくて、何の話をしてるのか分からなくなっちゃう。通訳さん、ごめんね。よし、一度ちゃんと話に戻ろう。実はこのインタビュースペースに来ると、いつも15分以上いろんな話をしてるんだ。政治とか音楽とか、いろいろね。ジョージ/マイケルを降臨させたりもしてたんだけど、それは今日はやめとこう。この3人でやっていくことになるということは、俺がリーダーなんだよね? ということは、俺は『フロントマン』ってことになるのかな? もっと平等な呼び方がいいな。じゃあ俺がフロントマンで、ドラマーな。マイキーがギター? ま、それについての詳細はまた後で説明するよ。(※TMDKの2人に)ビール持って先に戻ってて。俺はもうちょっと残って話すから」

※TMDKの2人は先に控室へ。

ザック「本当に最高の気分だ。初めてシングルのベルトを獲得することができたよ。6年は長かった。俺の本来の夢はIWGP世界ヘビー級のベルトだけど、ここでベルトを獲るというのは、何にも代えがたい特別のものがある。ただ、これはまだ目標達成への第一歩だ。でもこのベルトを保持し続ける限り、メインイベントでベルトを守っていきたいと思っている。ただ、今日勝てたというのは何よりもうれしい。なぜなら猪木さんに捧げる追悼大会で勝つことができたからだ。プロレスというのはとてもマジカルなもので、自分の実力一つで、テーブルもラダーもなく戦っていくべきだと思っている。なので俺のこのベルトの防衛戦は、日本国内で、メインイベントでやってほしい。俺は日本に住んでいるから、日本中どこでも行くからね」
ザック「そして成田、今日は本当にいい試合だったと思う。たくさんのプレッシャーの中で戦うことができてよかった。成田のデビュー2戦目、2017年の『G1 CLIMAX』でも対戦した覚えがある。可能性のある選手だとは思ったが、まだまだこれからだ。まだまだ俺に勝つことはできない。『サン・オブ・ストロングスタイル』と言うならば、俺こそがストロングスタイルだ。100%ヴィーガン、ジョージ・マイケル公認のブリティッシュ・テッカーズだ。『テッカー』こそがストロングスタイルという意味なんだ。みんな、覚えといてくれよな」

成田「決勝で負けて、ベルトを獲れなかったからと言って、自分のストロングスタイルはまだまだ負けちゃいないと思ってるんで、まだまだ、まだまだこれからなんで、折れずに。絶対折れませんよ。今年の目標、いつ何時、誰でも挑戦する。以上です」

<写真提供:新日本プロレス>

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