およそ2年9カ月ぶりです。広島空港で新型コロナの影響で運休が続いていた国際線の運航が再開しました。
再開したのは広島空港と台北を週4往復する定期路線です。4日午後8時39分、再開後初めての便が広島空港に降り立ちました。
金尾真弓記者「今、扉が開きました。2年9カ月ぶりに台北からのお客さんが到着です!」
今回再開した「広島-台北線」は、2020年3月に7つ全ての国際線が運休するまで年間10万人前後が利用する人気の高い路線でした。
台湾からの女性「いろいろな場所に行こうと思っています。宮島や尾道に行きたいし、お好み焼きも食べたいです」
5日は記念式典が開かれ、湯崎知事はコロナで落ち込んだインバウンド需要の回復に期待を寄せていると話しました。
湯崎英彦知事「台北線というのは広島空港の中でも非常に大きな基幹路線でありましたので、これからの観光・ビジネスの往来の再開を強く期待したい」
台北を経由してベトナムに行く男性「朝一番に出てこられて、今までの2年間は関西国際空港だったので前泊でしたが広島空港だとその日に来られるメリットがある。すごい便利」
チャイナエアラインの担当者によりますと旧正月の期間を含む今月19日から月末まではほぼ満席だということで、今後は毎日の往復運航を目指したいとしています。