女性タレントら巡るカフェレストラン、パン工房、駅前ワインバー 富士見の魅力詰め込んだ一冊、駅に用意

PR冊子「ちなみに富士見!」

 埼玉県富士見市は、市のPR大使を務める声優やタレントらが市内を1日で楽しめる散歩コースや、雑貨店、食堂を営む市内で活躍する女性らにスポットを当てたPR冊子「ちなみに富士見!」7500部を作製し、市内の公共施設と掲載店舗、みずほ台駅など東上線の市内3駅と池袋駅の構内ラックに配置した。

 市制施行50周年記念事業の一環で、市が市内の観光名所や飲食店、活躍する市民らにフォーカスしたPR誌を作ったのは初めて。小冊子はB5判でカラー刷り24ページ編集。声優でPR大使の飯田里穂さんが散歩がてらに立ち寄る縄文時代の貝塚と集落を保存するために整備した史跡「水子貝塚公園」やランチ、ケーキなどが楽しめるカフェレストラン、パン工房などをモデルコースとして紹介している。

 モデル兼タレントで、2022年5月にPR大使に委嘱された倉本康子さんはカジュアルにワインを楽しめる東上線ふじみ野駅前のワインバーや美味しい日本酒をそろえた居酒屋、クラフトビールの工房やビアバーなど6店舗を「ちなみに大人時間」を過ごせる店舗として紹介している。

 また、「ちなみにPeople!」と題して、地域の交流の場を提供しようと開設した食堂や雑貨店などを経営する女性4人の活動を紹介。市内で生産された米や梅を素材に製造した純米吟醸酒やイチゴなども名産品として掲載している。

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