栃木県の福田富一知事は5日の新春記者会見で、今年の栃木県誕生150周年記念事業で活用するロゴマークを発表した。150周年記念のキャッチフレーズが、一般投票で最多の支持を集めた「みんなで創る、未来のとちぎ」に決まったことも明らかにした。
ロゴマークは150周年の「0」をイチゴ風に表現。県民の日マスコットのルリちゃんと県のマスコットのとちまるくんが「二人三脚で仲良く歩む姿」(福田知事)は、140周年のロゴのデザインを踏襲した。県の事業や出版物のほか、協賛事業などで活用していくという。
キャッチフレーズの一般投票は昨年11月、県など官民でつくる記念事業の実行委員会が実施。集まった計4765票のうち、「みんなで創る、未来のとちぎ」は最多の1363票(28.6%)を集めたという。
福田知事は会見で150周年記念事業について「本県の歩みを再認識し多彩な魅力を体感できる事業や、若者に焦点を当てた企画などを展開し、郷土愛の醸成と地域の新たな活力につなげていく」などと話した。
また県は5日、150周年記念の特設サイトを開設した。