日向坂46・宮田愛萌 初小説集の短編が「小説新潮」に先行掲載「ぜひ、読んでみてください」

日向坂46・宮田愛萌(24)の初小説集「きらきらし」(2月28日発売)の収録作品「ハピネス」が20日発売の「小説新潮」2月号に先行掲載される。

宮田は2017年にけやき坂46の2期生としてデビュー。2019年2月の日向坂46へのグループ改名後も精力的に活動を続け、今月いっぱいで卒業する。「きらきらし」は高校時代に触れ、その自由さ、面白さ、奥深さに魅了され、大学でも学んだ万葉集から和歌5首を選び、想像を膨らませた全5編で構成される連作短編小説集。「ハピネス」は幼馴染みの希南とカレンが高校生になり、カレンの兄・圭と久しぶりに会った希南が、意図的に圭に近づいていく物語。

宮田は「このたび、私の初めての小説集『きらきらし』から『ハピネス』を『小説新潮』に掲載させていただくことになりました!江國香織さんをはじめ、大好きな作家さんが書いていらっしゃるような雑誌に掲載させていただけること、とても嬉しいです。ぜひ、手にとって読んでみてください!」と感慨を述べた。

同誌の担当編集者は「小誌に掲載させていただく宮田愛萌さんの『ハピネス』は、少女が大人になる過程で経験する切ない思いと経験が丁寧に描写された短編小説です。その繊細な心理描写や巧緻な表現に、拝読しながら何度も溜め息をつきました。大人になるということは、なにかを諦めていくことなのかもしれない。冬の陽のような優しさに、微かな諦観が滲む少し大人の物語を、単行本の発売に先駆けて、一足早く皆様にお届けできますことをとても嬉しく思っています。ご期待ください」と呼びかけた。

宮田愛萌の小説「ハピネス」が掲載される「小説新潮」2月号

(よろず~ニュース編集部)

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