小田原、三島…目撃相次ぐも有力情報なし 中3男子保護 謎の33日間の足取りは【キャスター解説】

行方不明から33日目の発見。静岡県伊豆の国市在住の中学3年生の男子生徒が行方不明になってからの足取りです。

2022年12月3日の朝、学習塾に行くために、伊豆箱根鉄道田京駅(静岡県伊豆の国市)に親が送っていったものの、男子生徒は塾には行かず、そこから行方不明になりました。

警察が防犯カメラなどを確認したところ、行方不明当日の日中に男子生徒によく似た人物が直線距離で約13km離れた静岡県三島市内で自転車に乗っている姿を確認しました。

さらにその日の夜には、こちらもよく似た人物が少なくとも40km以上先の神奈川県小田原市内のコンビニエンスストアで確認されています。この日のうちに、少なくとも50km以上を移動していたことになります。

しかし、そこから有力な情報はなく、33日後の2023年1月5日、自宅のある静岡県伊豆の国市内の韮山反射炉付近で、男子生徒が無事保護されました。

服装は行方不明になった当時のまま。男子生徒が33日間、どんな生活を送っていたのか気になりますし、警察はその点を調べていくとみられます。とにかく無事に帰ってきたことに保護者はホッとしていると思います。

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