作陽 2大会ぶりの決勝進出逃す 全日本高校女子サッカー

準決勝で敗れ、肩を落とす作陽イレブン=ノエビアスタジアム神戸

 サッカーの全日本高校女子選手権第4日は5日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で準決勝2試合が行われ、作陽(岡山)は0―1で藤枝順心(静岡)に敗れ、2大会ぶりの決勝進出を逃した。

 作陽は粘り強い守備で相手の攻撃をしのいだが、後半11分にDFがシュートブロックしたボールがゴールに吸い込まれて失点。終盤、布陣変更やロングボールで敵陣に進入したものの、最後まで好機をつくれなかった。

 8日に同会場で行われる決勝には、2大会ぶりで単独最多6度目の優勝を狙う藤枝順心と、6大会ぶり2度目の頂点を目指す十文字(東京)が進んだ。

 十文字は後半40分に三宅が先制。直後に同点とされたが、PK戦を3―1で制して前回準優勝の日ノ本学園(兵庫)を退けた。

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