女子ツアー屈指の飛ばし屋が使うドライバーの中古相場は?

5位のテレサ・ルー(平均252.33yd)もキャロウェイのドライバーを使用しており、トップ5のうち3人がキャロウェイとなっている

アマチュアゴルファーのクラブ選びにおいて、男子プロよりもヘッドスピードや飛距離の近い女子プロのほうが参考になりやすい。今回は、2022年国内女子ツアーの平均ドライビングディスタンス上位4人が使用するドライバーを中古ショップで調べてみた。

1位の穴井詩(257.49yd)が使用するのはキャロウェイ「ローグ ST トリプルダイヤモンド ドライバー」(2022年)。限定モデルのため数は少ないが、6万円前後から見つけられた。

2位の葭葉ルミ(255.55yd)は本間ゴルフ「ツアーワールド TW757 Type-D ドライバー」(2022年)を使用。重心が浅く、低スピン弾道が打ちやすいモデルで、4万5000円前後から手に入る。

3位の原英莉花(255.24yd)が使用するキャロウェイ「ローグ ST MAX FAST ドライバー」(2022年)は、シリーズの中で一番つかまりが良く、ボールも楽に上がるモデル。4万円台前半から見つかるが、可変スリーブ装着モデルではないので、シャフトのスペックをしっかり精査することが必要だ。

4位の勝みなみ(253.21yd)はシーズン途中まで住友ゴム工業「スリクソン ZX7 ドライバー」(2020年)を使用していたが、後半には最新モデルの「スリクソン ZX7 Mk II ドライバー」(2022年)に変更した。「ZX7」は飛距離性能とコントロール性を高いレベルで両立したモデルで3万円台前半からが相場。「ZX7 Mk II」は発売したばかりのため、まだ中古では見つからなかった。

女子プロとはいえ、平均250ydを優に超える飛ばし屋たちと同じスペックだと、男性アマチュアでも扱いきれない可能性がある。自分の体力に合ったロフト角やシャフトも考慮しながら、最適なモデルを見つけてほしい。

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