米人気女優の10代息子がTikTok動画で嘘の訃報 マイケル・B・ジョーダンに謝罪

米女優アンジェラ・バセット(64)の10代の息子が、マイケル・B・ジョーダン(35)についての嘘の訃報に対する両親の反応を収めた動画を投稿したことに謝罪した。スレイター・ヴァンス(16)は、有名人のニセの訃報を伝え、そのリアクションをカメラに収めるというTikTokのトレンドに参加したことを、マイケル本人や母アンジェラに謝っている。

現在は削除されている動画には、スレイターから映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で共演したマイケルに関するフェイクニュースを聞いたアンジェラと父コートニー・B・ヴァンスのリアクションが収められていた。

「このような有害なトレンドに参加したことを心から謝ります」「このようなトレンドに参加することは全く失礼であったことをマイケル・B・ジョーダンの家族全員、親戚、そして僕のアイドルであるマイケルに直接謝罪します」「僕の行動により、彼の家族や僕の両親に予期しない影響が出ることを望んでいません。彼らは反発を受けるに値しません」

「僕は過ちを犯したことを認め、これがソーシャルメディアをツールや娯楽として使う人々にとって、自らの行動が自分を超えた影響を及ぼすということを真に理解する学びとなることを願っています」とスレイターは反省を語っている。

20秒のその動画には、スレイターから「マイケル・B・ジョーダンが、35歳で亡くなったのを聞いた?」と言われたアンジェラが、胸に手をあて言葉を失う姿が収められている。「やめろ、冗談だろ」というコートニーの言葉でそれが嘘であることに気付いたアンジェラが息子の電話に手を伸ばし、録画を止めていた。

ネット上では、アンジェラが、すでに『ブラックパンサー』で共演したチャドウィック・ボーズマンを2020年に43歳で亡くしていることから、スレイターの行動に非難が集まっていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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