長崎県は5日、県内で新たに3888人の新型コロナウイルス感染者を確認し、計7人が死亡したと発表した。感染者数は前週の同じ曜日より1448人多く、1日当たり3千人を超えるのは昨年8月27日公表以来、131日ぶり。新たなクラスター（感染者集団）は長崎市内の高齢者施設2カ所で発生した。
亡くなったのは50代女性1人、80代の男性3人と女性1人、90歳以上の男性と女性各1人。新規クラスターでは、通所系の民間高齢者福祉施設で8人（利用者5、職員3）、別の施設で11人（内訳非公表）がそれぞれ感染した。
新規感染者の年代別内訳は、多い順に▽20代671人▽30代603人▽40代557人▽50代496人▽10代383人▽60代376人▽10歳未満300人▽70代239人▽80代173人▽90歳以上90人。県は「成人の日」（9日）に向けて飲食の機会も増えるとして、「マスク会食やこまめな換気をして感染に気を付けてほしい」と呼びかけている。
