静岡県沼津市の水族館で、2023年の干支の「卯」にちなんだ魚が展示され、来館者の人気となっています。
特別展示された水槽で泳いでいるのは、アイゴという駿河湾で捕獲された魚です。静岡県沼津市の伊豆・三津シーパラダイスでは毎年、干支にちなんだ魚を展示していますが、卯年になぜアイゴという魚かというと?
<伊豆・三津シーパラダイス飼育長 土屋考司さん>
「英名がラビットフィッシュと言いまして、ウサギの名前が入っているということで、ウサギにちなんで。今年は特別展示でやっています」
名前に加えて突き出した前歯の形がウサギに似ていることから、2023年はこの魚を展示することにしたそうです。
<来館者>
「おもしろい。努力していると思う。よく見つけてきたね」
「12年に1度だね。また12年後に来たら見られる」
<伊豆・三津シーパラダイス飼育長 土屋考司さん>
「これをきっかけにアイゴという魚を注目してもらえると、それはそれでいいのかなと思っています」
伊豆・三津シーパラダイスの干支の「卯」にちなんだ魚の特別展示は、1月9日までです。