操縦士がウイルスに感染して操縦不能 旋回しながら落ちていく飛行機 「非常宣言」本編映像

ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演する映画「非常宣言」(公開中)から、操縦不能になった飛行機が墜落していくシーンの本編映像が公開された。

飛行機テロの犯人によって撒かれたウイルスは機内に蔓延し、ついに操縦士が感染。操縦不能となった機体は地上に向かって急降下していく。旋回しながら落ちていく機内では、天井に打ちつけられる乗客たちによる悲鳴が響き渡る。高度が下がり続け、飛行機は地上へと近づいていく。

あわせて、墜落シーン撮影の裏側を捉えたメイキング映像も公開された。「リアリティに重点を置いた」と語るハン・ジェリム監督は、墜落シーンの撮影に本物の飛行機をセットに使用。実際の旅客機の機体に回転台を搭載した電動装置を設置し、機体を360度回転させるという韓国映画初の試みとなるセットを作り出した。さらに、現職のパイロットを招き、セットのディテールを強化。飛行情報を入力するモニターの色味など、細かい部分まで実際のモデルを再現しているという。

「非常宣言」は、飛行機内でのウイルステロを描いた航空パニック映画。飛行機恐怖症のジェイ・ヒョクが娘と乗るハワイへ行きの飛行機では、次々と乗客が原因不明の死を遂げ、恐怖とパニックの渦に包まれる。地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノが、飛行機へのウイルス・テロの犯行予告動画がアップされたことから捜査を開始。飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。ク・イノをソン・ガンホ、パク・ジェヒョクをイ・ビョンホンが演じる。

【作品情報】
非常宣言
2023年1月6日(金) 全国公開
配給:クロックワークス
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