菜々緒、「忍者に結婚は難しい」の役作りは万全。「普段から世を忍んで生きている」

フジテレビ系連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(木曜午後10:00)の制作発表会が行われ、主演の菜々緒、共演の鈴木伸之、勝地涼、山本舞香、古田新太が登壇した。

「忍者に結婚は難しい」は、現代に生きながらえる“忍者の末裔(まつえい)”というコミカルな世界感の中で、主人公の夫婦が表と裏の顔の二面性を持ち併せて織り成す、忍者×夫婦ラブコメディー。妻の草刈蛍(菜々緒)は“超実力主義”の甲賀忍者、夫の悟郎(鈴木)は“超保守主義”な伊賀忍者だ。現在も敵対し、ライバル忍者の末裔でもある2人が、お互いの正体を知らずに結婚。ラブラブだったのは最初だけで、すれ違う感情やかみ合わない会話から、夫婦生活は冷めきって破綻寸前に。離婚の危機に直面した夫婦のところへ、それぞれに“特殊任務”が舞い込む。任務でニアミスする2人は、やがて互いの正体を疑い始める。

甲賀忍者・蛍を演じる菜々緒は、「占いで前世は忍者か魔女と言われていたので、それがまさか2023年の1発目のドラマで忍者役が来るとは思わず、驚いています」と縁を感じている様子。普段は忍者という身分を隠して働いている役どころだが、「私自身、プライベートでは常に帽子をかぶっていて、黒ずくめのファッションで面白いくらい周囲にバレない。普段から世を忍んで生きているので、役作りでの苦労はありませんでした」と明かした。

蛍の夫で伊賀忍者・悟郎に扮(ふん)する鈴木は「ずぼらキャラでいつも蛍から怒られている」と役柄を紹介しながら、「今回ばかりは役を引きずってしまい、ソファーの上を奇麗にしたりとか、家に帰っても蛍が脳裏に焼きついて落ち込んだりしています。鈴木伸之としても勉強になっています」と苦笑。

また、悟郎の幼なじみで、同じ世田谷中央郵便局に勤務する同僚でもある音無祐樹役・勝地とは、普段から仲がいいようで、「今日も楽屋近くの廊下ですれ違ったらものすごい声量であいさつされました。あまりの大きさに菜々緒さんも驚いて廊下に出てきました(笑)」と和やかな雰囲気をかもし出していた。

会見終盤では、菜々緒と鈴木が「手裏剣チャレンジ」に挑戦することに。忍者にちなんで「ドラマヒット祈願!」と記されたパネルに手裏剣を投げて、ヒットを全員で祈願した。

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