栃木県内3300人感染 病床使用率過去最高に 10人死亡 新型コロナ、6日発表

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は6日、新たに3300人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は36万7713人となった。昨年12月31日〜今月5日に70代と80歳以上の男女計10人が死亡し、県内の死者は計834人となった。

 5日時点の病床使用率は74.4%で、過去最高を更新した。重症病床使用率は26.2%。

 新規感染者は0歳〜90歳以上。40代以下で全体の7割近くを占め、最多の20代が629人、30代が530人、40代が507人などと続く。

 クラスター(感染者集団)は8件発生。うち高齢者施設が4件で、栃木市で8人、那須烏山市で42人、矢板市で6人、佐野市で6人が感染した。医療機関は足利市で19人、野木町で22人、障害者施設は大田原市で5人、下野市で6人の感染が確認された。

 死者の内訳は70代が2人、80歳以上が8人。8人が入院中で、1人が施設療養中、1人が自宅療養中だった。

 6日時点の入院者(予定含む)550人、宿泊療養者94人、重症者13人。

 

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