【地域おこし協力隊　募集】サスティナブルフォレスター | 宮崎県椎葉村

日本三大秘境と呼ばれる宮崎県椎葉村は、広大な森林や河川源流を有し、先人がそれを育て守りながら自然と共存してきました。こうした村だからこそ、世界が進むべき持続可能な世界に向かって率先して取り組んでいく使命があると思っています。
しかし、人口減少により使命感はあってもそれを実行するプレイヤーがいないのも事実。
私たちは「サスティナブルな世界のために」取り組む人を地域おこし協力隊として迎え入れ、理想とする世界へ挑戦していきたいと考えています。
ここで紹介するのは、ベースとなる森林保全や環境に配慮した６次化を含む林業へのチャレンジです。

秘境が秘境であるために

平地がほぼ無く広大な森林に囲まれた厳しい環境のなかで、焼き畑や独自の暮らしの知恵を育みながら暮らしてきた本村が、地方衰退の流れで消滅していくことは仕方のないことだとは考えていません。本村は、これからの世界のために担うべき役割、存在価値を見出すために挑戦していきます。
そのためのチャレンジが、持続可能な森林保全産業をプランニングしながら実践まで行う「サスティナブルフォレスター」です。

人口減少に伴う管理者不在森林の保全に対応し、１００年後の椎葉村の森林が環境と経済で価値あるものとするためにサスティナブルな森林づくりのプランニングから実践まで行う「これからの林業家」チームを創設し活動するチャレンジです。
プランニングには森林所有者や森林状況などのデータを森林ＧＩＳにより可視化し、持続可能な森林計画を策定（明治神宮の森や椎葉村における焼き畑の資源循環、動植物と共存する森などをイメージ）し、それに基づき始めは村有林をフィールドで森林整備を実践するものです。併せてその費用をねん出するため、木工などの６次化や観光コンテンツ、教育への活用、企業との連携やＪクレジット、企業版ふるさと納税、森林環境譲与税などの財源活用プランニングにより椎葉村として取り組むべき森林整備のスタイルを構築し、世界に誇れるサスティナブルな森林保全のトップランナーを目指します。