困窮家庭支援 食品や日用品提供を 美作お助け隊 10日から受け付け

前回の取り組みで寄せられた品々を仕分けする美作市社協職員=2022年9月

 美作市内の社会福祉法人などの連絡組織・美作お助け隊は10日、家庭や事業所で使い切れない食品や日用品の提供を呼びかける「フード&ライフドライブ」を始める。経済的に苦しい家庭や新型コロナウイルス禍で収入が落ち込んだ人たちに寄せられた品々を届け、暮らしを支援する。

 食品は賞味期限が4月1日以降が対象。缶詰、インスタント食品、乾麺、米、菓子、調味料を中心に寄付を依頼する。冷凍食品、生鮮食品、酒類は受け付けない。日用品は洗剤、トイレットペーパー、生理用品、衛生用品などを集める。

 取り組みは、食品に限定した「フードドライブ」として2020年に開始。2回目以降は日用品に拡大している。今回が7回目となる。寄付は20日まで(土日を除く午前9時~午後5時)、以下の14施設、市社会福祉協議会(0868―75―2622)と各地域ステーションで受け付ける。

 美作地域 特別養護老人ホームみまさか園、スタート・ワーキング・サポート、グループホーム湯郷、特別養護老人ホーム蛍流荘、相談支援センターほのか美作、児童発達支援事業所めばえ、放課後等デイサービスころりん▽英田地域 特別養護老人ホームロマンシティあいだ、福祉の店きずな、ワークサポート▽勝田地域 総合ケアサービスセンターかつた、地域生活支援センターみまさか▽大原地域 特別養護老人ホームやすらぎ荘▽作東地域 特別養護老人ホーム作東寮

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