春高バレー男子、福井工大福井は準々決勝で惜敗 昨年国体優勝の鎮西に1-2、福井県勢初のベスト4ならず

福井工大福井―鎮西 第1セット、福井工大福井の泉田丈琉がスパイクを放つ=東京体育館

 バレーボールの第75回全日本高校選手権(春の高校バレー)は1月6日、東京体育館で3回戦と準々決勝が行われ、男子の福井工大福井は準々決勝で鎮西(熊本)に1-2で敗れた。昨年の栃木国体優勝校と互角の戦いを繰り広げたが、男女通じて福井県勢初の4強入りはならなかった。

 福井工大福井は第1セット、泉田丈琉と堤凰惺の強烈なスパイクなどで24-21とセットポイントを握ったが、追い上げを許し26-28と競り負けた。それでも第2セットは粘り強いレシーブやブロックでリズムをつかみ、25-18と奪い返した。第3セットは一進一退の攻防となったが、最後は25-20で押し切られた。

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