横浜FCが新体制発表 J1残留ラインは「勝ち点42」 カズの背番号11は引き続き空き番

四方田監督(最後列右から3人目)と活躍を誓う横浜FCの新加入選手たち=横浜市役所

 2季ぶりにJ1に復帰した横浜FCは6日、横浜市内で新体制を発表した。今季は「J1残留ライン」として勝ち点42を目標に掲げ、2年目の四方田修平監督は「最低限のある目標であるJ1残留をしっかりとクリアし、その後必ず躍進していけるようにしたい」と抱負を述べた。

 新加入は期限付き移籍から復帰したFW小川慶治朗を含めて21選手。ユースから昇格したMF清水悠斗は「育ててもらったクラブでプロキャリアをスタートできてうれしい。自分のストロングポイントの機動力やアイデアを精いっぱい発揮できるように頑張る」と意気込んだ。

 新シーズンの背番号も発表され、リーグ最年長のFW三浦知良が付けていた11番は昨季に続いて空き番になった。

 昨シーズンはJ2で2位に食い込み、1年でJ1復帰を果たした。木村遼社長は「厳しい戦いになると思うが、横浜FCをJ1のチームにしていきたい」と力を込めた。

 チームは8日、宮崎で1次キャンプをスタートする。 

© 株式会社神奈川新聞社